[撫でられて、小さく首を振る] いや、じゃない、けど。 こまる。[ぽつりと返して、腕の力が緩んだ隙に、ノックスから離れて] ――、抑えきれなくなる、から、困る。[包帯を巻いた、手を見る。 視線をそらして、握り締めたままの箱を置いた] ごめん、また、あとで――[その場から逃げ出すように離れ。 階段を上がってきたフィリップと視線が合うけれど、休んでいた個室へと、逃げ込んだ**]
(523) 2014/11/17(Mon) 03時半頃