[食堂中に「チキンドリアを食べながら」歌う「メンチカツの製法」と「できあがった親子丼」と「クリームパスタの食レポ」がごちゃ混ぜになったリリックが響き渡った。
とんだ福音もあったものである。]
―――…はい、マイク切って。
こういう場合、どうなるんだい?
[歌い終えてイースターを見る。
悪気無く首を傾げる伶が行ったのは、つまるところイースターの性能試験だった。
先ほど歌った際、この超高性能マイクが歌の真意を汲みながら拡声した>>265ことに気付いたからだ。
このような滅茶苦茶な歌を歌えばどうなるかという、完全に興味本位からの悪戯、もとい実験である。
不用意に使うな>>453と言われ、場を掻き乱すことをしない>>455とほざいた口で紡ぐ歌だった。
伶は嘘つきだ。そして部分的には天使の責任だ。>>459]
(514) 2020/01/07(Tue) 23時半頃