[寸胴鍋を見た蕪頭が上げる歓びの声に>>441ウサギ娘は内心ほっと胸を撫で下ろした。無愛想で無口な性質ではあるがお客さんが満足してくれるのはいつだって心地いい。――などと思ったのも束の間。蕪頭はやおら鍋を掴んで立ち上がって…… ザパー―――ン……辺り憚らぬ豪快な水の飲み方に蕪頭の真下にいたウサギ娘の頭にも思いっきり滝のような水が降り注ぐ。]
(463) 2018/10/07(Sun) 22時頃