―― 補講後の『ハルシオン』 ―― っえ、 ……はい。[思考に落ち込んでいたら、蛍紫にそんなことを言われると>>447予測できなくて、ぱちり瞬く。けれど、その紫に、自分の選択を疑いもしない、確かな信頼のいろを見て取れば。悩みなど溶け消えて、自然、しあわせそうに笑えてしまうのだから、現金なものだ] かしこまりました。[ふたりに軽く一礼して辞去すれば、カップを並べ、うきうきと準備を始める。あからさまに機嫌の良い様子に、同僚の怪訝げな視線が刺さってきたが、気にならない]『何よぅ、気色悪ぅい。あれ、幼馴染君とセンセでしょぉ?』 何で分かったんですか。[文はともかく、蛍紫のことは一瞥してそうだと分かる要素など、無いと思ったが]
(461) sayclear 2011/05/29(Sun) 13時半頃