[紫のスモークがブワッ…と晴れると、そこは今までの廊下の風景だ。たくさんの目も、半透明の腕も見当たらない。] 君の目が見ているものはね、 人間に与えられた枠から超えたものなんだよ その枠を超えた先にあるものなんて、 たいていがヒトの身には厄介ごとばかり ヒトであろうと怪異であろうと、 そいつが君の枠の外れた目を求めるなら、 君の先には、厄介ごとが待ってるだろうね 枠から外れた事はしない方がいい 厄介ごとに首をつっこむなんて、ばかのすることだ
(451) 2018/09/08(Sat) 20時頃