[指先までしか出てなかった袖を、ベッキーが丁寧に捲ってくれる>>429。]
白衣はキリシマさまにお借りしましたの。
キリシマさまにも似合っていると言ってもらえましたし、嬉しいですわ。
[医者のようだと言って貰えた>>428を、ベッキーに報告して微笑む。]
お揃いの服を着るのは、仲良しということらしいのです。
今度、ベッキーさまとも双子コーデをしたいです。
[ベッキーとなら、どんな衣装を着ようかと楽し気に。
左右同じように捲ってくれたことに礼を言い、それからあの時読んだ本>>2:97をことを少し話す。]
書斎にあったあの本は、ベッキーさまが書かれたのでしょう?
とても、素敵なお話でした。
あのお話に出てくるお屋敷に、行ってみたいですわね。
わたくは……狼の子と、そして何より女性が幸せで暮らしてくれていることを願っていますわ。
[今でも狼の子を心配して心を曇らせていないだろうか。
喉に引っかかった魚の骨のように、彼女の心が曇ることがないようにと、ただそれだけを思う。]
(434) okomekome 2018/11/11(Sun) 23時半頃