― 酒場「デーフェクトゥス」 ―[懐かしい、と称するには余りに遠い盟約。けれど未だ、それが息づいているのならば道は開けるはずだった。] ―――随分と 長い年月が経ったのね。……ほんとうに。 [掌と拳を打ち合わせる修道女を見て、小さく呟いた。それから、手を祈りのかたちとしたまま尋ねる。]貴方のお名前、 聞いてもいいかしら。
(409) 2011/06/03(Fri) 02時頃