人狼議事

1 とある結社の手記:6


【人】 郵便屋 ウェーズリー

済崩し的でなった郵便屋を、何度辞めてしまおうと
思ったか知れません。けれど、
神様はそんな私に、御褒美をくれたのだと。

君に手紙を届けた時に、思いました。

君は、私の大切な人の、忘れ形見ですから……。

[酒精のせいもあったか、今まで何度カルヴィンと話しても決して話さなかった秘密を、そっと打ち明ける。
彼が母の口から、郵便の単語を聞いていたなら、そも狭い村には二人しか郵便屋がいないことを鑑みれば、分かること。]

はは、手元が危ういですけど、
一緒にご飯でも……作りますか?

[彼が人狼であることなど、なかったことのように。
人間だと口にした以上は、そう扱うとでも言いたげに。
男の態度は変わらない。ただ、ぎゅっと一度だけ小さな身体を縋る様に抱き締めた。]

すみません……お酒臭い、ですよね。

(395) 2010/02/26(Fri) 23時半頃

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