[そうしてどれだけ、交わせぬ抱擁をしていただろう。ふと気づけば、蛍紫の眼差しが、どこか別の何かを探しているように、彷徨うのに気づき] どうした……?[問い掛ける声音は、けれど自分も。自然と、薔薇の其処此処へ視線を投げながらのもの、だった]
(393) sayclear 2011/05/29(Sun) 01時頃