[開かれた扉をくぐり、彼の部屋に入る。そのドアが閉まった瞬間、トニーの体を抱き寄せて、腕の中へと包み込み。] 会いたかった……トニー。[抱き締めれば、その体はやはり向こうよりも大きく、抱き上げることはもう難しいだろう。しかし、それは関係ない。その首筋に鼻先を押し付け、暫くじっと会えた喜びを味わう。アヴァロンで感じた彼の匂いはそのままだ。]
(372) okomekome 2014/06/08(Sun) 23時頃