人狼議事

197 獣ノ國


【人】 さすらい人 ヤニク

[筆を止め、愛らしい金糸雀の頷き>>355を思い出しながら、宛先には少女の名を綴ろうとしてある失態に気付く。]

 ――インクが、切れてるじゃあないか。

[困った困った。なんて男は口にするが反して唇は弧を描いたまま。]

 ちょうどいい。ベネットの姿がいないのなら、インクついでに会いに行けばいいか。

[確か曖昧だったけれど約束>>1:203をしていた気がするのだ。

男は空色の手紙を鳥の形に折ってはいつか手のひらに転がされた黒猫>>0:363と合わせるように置いてみて。

縒れたその黒猫に小さく唸りつつも、小鳥一羽を連れて部屋を出る。
傍らには赤い頭巾を抱えて左手には、ビニール傘を持って。向かうは本屋。寄り道は、隣人の元>>277]

(370) 2014/10/06(Mon) 23時半頃

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