―― if ――
………いれる?
…ん、いいよ。痛いのも、しんどいのも、平気。
――ええと、運動部じゃない、し。
最上の好きなように、してほしい。
[高い声を結構上げたから、少しだけいつもよりハスキーな声。
もうすぐ道さんが帰ってくるかもとか、周りに後輩も部活仲間もいっぱいいるとか、そういうのはちょっと思考の外に出かけてた]
………………。
[汚れていないほうの手を最上の首に回し、そっとキスをねだった。最上が動くというならその指示に従うし、このまま何をされても構わなかった。これで終わりと言われるなら、かなり残念そうな表情もあらわに、けれど従うだろう。
うっすらと汗ばんでいた体。いつの間にか服は身体に絡まるだけになっていた。落ち着いても、肌を合わせていたい欲求は止まらない。かり、と彼の首裏を弱い力で引っ掻いた]
……もがみ、好き。
(369) khaldun 2011/05/29(Sun) 00時頃