─ 帝國 ─[残された紅い月に皇帝へ力を送る事はあっただろうか>>353][…その月光もやがて薄れ、月は程なく円の形から欠けていき][半月から三日月へ形を変えて、徐々に世界から溶けるように消えていく][その姿はまるで、目覚めた瞳が閉じられるような―――――はたまた、口角を釣り上げて嗤う様にも見えただろう]
(361) 2014/06/10(Tue) 18時半頃