そのお陰で全部私のモノ、かぁ。
私の番が来るまで飲んでいられそう。
笑いながらさよならとか言える性格じゃないから。
ごめんネ。
[重なるマスターの手に更に自分の手を重ねて微苦笑か微笑か解らないような表情を浮かべ謝った]
火を見るとドキドキしたり、落ち着いたり……ふしぎだよね。
酒を燃やすのはもったいないから止めて欲しいけど
今なら空いた家を燃やしても文句言われないかも。
っ……ぁ。
キク……ね。
[ヒトならば何か理由があってそうしているのだろうし、自分がそうさせている原因なのかもしれないと何となく思う。来るなら来るだろうし、出直すならそうするだろうとマスターの仕草に小さくうなずく。
杯を傾ければ喉を焼く感触に思わず目を細め何処か苦しげな声が漏れる]
うんそうだね。後先の心配ないから殺す犯す事に抵抗ないってヒトも出来てきそうだから用心はしとかないと。
(358) 2010/07/06(Tue) 05時半頃