[>>346決別の言葉を口にするリカルダ。彼女の紅い双眸を、逸らすことなく見詰める。守ってやるから、ずっと一緒にいてくれ。――俺と一緒に来い。伝えたい言葉はかたちを結ぶことなく、胸の中で静かに解けてゆく。それでも――] お別れだなんて、――言うな。 俺は、絶対に諦めない。 だから、……さよならは、言わねえぞ。 [リカルダの願うように後悔をしない為。最後まで、足掻き続ける]
(352) 2014/02/13(Thu) 20時半頃