―マーダー・ティーパーティー(>>339)―「熱いですかそうですか!! それこそ私の溢れる情熱の――うぷぁっ!?」[紅茶に濡れたマントをばさり喰らって、ユリシーズがレトロなお化け状態でさまよい歩く]「それはいけません! 紳士たるもの、勧められたものを断るなどと!」「あのコが今夜のために作ったスコーンなのよ? あなたはそれを断るというの?」[それを投げるのはどうなの――と、ポーチュラカが思ったかどうかはさておいて]「はうっ」「はんっ」[スコーーーーン!! と、景気のいい音を立て。紳士淑女が、崩れ落ちる。突風に吹き返されたスコーンが、紳士淑女の頭をスコーンと捉えたのでありました]
(349) 2014/07/10(Thu) 00時半頃