さて、それでは、最後の準備に取り掛かりましょう。[そうして、二人を置いてその場を去る。どうせ、放っておいても、そのうち痕は浮かぶだろう、と。向かったのは、仰代の屋敷。その最奥、祭壇の間で、恍惚と笑みを浮かべ、手を広げる。]
(344) 2015/09/19(Sat) 23時半頃