[返された華やいだ笑み>>309に、男もまた少しだけ表情を和らげながら。
彼のその、自信に満ちているように見える表情は、中々に好感が持てるもの――しかし、続いた揶揄るような笑み、これは何ともいただけない。
彼が距離を詰めたせいで更に首を俯かせる事になりながらも、小さく傾げられた首>>301には小さく眉を跳ね上げる。]
…"オジサマ"も"オニイサマ"も、出来れば勘弁願いたいもんだ。
私はルーカス。呼ぶ事があるのなら、どうか名前で呼んでくれ。
[自分の名を告げ、付けられた敬称には笑みを収めて呆れて見せて。そうして此方からも、彼に対する"願い"をひとつ。
そうして付け足された言葉には、やはり呆れたような困ったような息をひとつ吐いただろうか。]
…あと、最後の一言は余計だよ。
確かに三十路は超えているがね…頑張れば二十代には見えるだろう?
[そこそこに機嫌の良いらしい男は、そんな軽口を彼へと返し。
ふ、と彼が先程零した言葉を思い浮かべ、興味深そうな視線を投げる。]
(336) 2014/10/02(Thu) 18時半頃