[表の扉の施錠。 …OK
看板はクローズ。…OK
火の元の確認。 …OK
明かり、オフ。 …OK
裏口の施錠。 …OK
一つ一つ確認して、店から出たのは店員+αの少し後。
荷物持ちは若い連中に任せて、まあコテツが居るし重い物も大丈夫でしょという適当さ。
自分は分厚い財布をきっちり持って、…ファミリアってカード使えたっけ?
うろ覚えの記憶で店への道を辿り、ああそう、確か、こっちの方、だったきがする。
生憎夜は此方も忙しく、彼の店に行く機会はなかなか無いまま。しかし同業者でこっちの常連でもありはするため、店の所在地だけは何となく。
…あと、客層とか?
店にたどりついた頃にはもうメンバーは全員店の中だったらしく、扉の向こうからは聞き覚えのある声がいくつか聞こえたか。
開き、遅刻してごめんと笑って登場しようとしたその時。]
[かさり]
[透明なフィルム>>317に包まれた、薔薇の花が一本。>>324
さて、一体誰からか。
自分には到底見当もつかないが、それはどうにもこの、追悼に捧ぐ色に違いなさそうだと、拾い上げて店内へ。]
(335) 2015/08/05(Wed) 01時半頃