時計は止まって、——……[いるのだが、問題はそちらではない。右目は大きく開かれた。その様子に気がついたマスターは何事かと覗き込もうとするものの、男はすぐさま蓋を閉めてしまった。] ……これ、知り合いの持ち物でした。 俺が届けても問題ありませんか?[かつての小悪党と言えど、盗みは働かない。マスターは不思議そうに首を傾げはしたものの、了解をしてくれた。「すぐ届けます」と残して、男は酒場を後にする。] ご先祖……か? いや、でも、……[蓋の裏に嵌め込んであった、写真。教え子たちですら知っているだろう、初代女王の隣にならんだ青年の顔は、あのガラス雑貨店で出会った、酒場のカウンターで会話をした、あの青年に酷似していた。先祖というには、あまりにも。けれど先祖というほど、時代がかけ離れている。]
(332) 2014/10/22(Wed) 04時半頃
sol・la
ななころび
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