[コイツ、ノアだ。間違いないな──!
という、叫びはめっろめろにされていたので、声にはならなかった。
ノアの行為は、シロにとっては読めないもので、予測ができなかったために、よく驚いたり困惑したりはしていたが、イジワル、という認識にはなっていない>>258。
それよりも記憶にあるのは、よく遊んでくれたことと、おやつと、この撫でテクニックだった。]
…♡♡♡
… … …はっ!? よ、よーらぁ!
ち、ちげぇから! 浮気じゃねぇからな!
[腹を見せて床に転がりかねない勢いを見せていたが、はた。と正気づいたらしい。主人の方に顔をぱっと向けた。背も高い黙っていればワイルド青年は、犬のときもそうだったように、あからさまにオロオロとうろたえながら、主人を変えるわけではないので、浮気ではない。と主張した。]
(329) 2020/01/11(Sat) 22時半頃