―回想:体育祭ではない日>>306 利光と―[うん、と頷く。]…そう、浅かったからよかったけど。ブレスレットがないのに気づいたのは…実は、最近で。無くしたって謂うなら、あそこしかないと思ったんだ。写真────すごいな。利光のおかげで記録が残ってる。[尊敬のまなざしを浮かべた。彼が切り取る日常が、手掛かりに繋がっているようで。]……しゃべる猫…?…え?廊下にいた、猫、まさか?っていうか、先生と喋ってた…。消された…なんで…。[知らなかったことが色々と明らかになっていく。──この学校、もう、かなり怪異に浸食されてるんじゃないだろうか。]うん、利光も、また。[小さく手を振って、──走り出した後声をかけられて振り返る。]
(327) 2018/09/15(Sat) 23時頃