[教授の話を聞きていると、いきなり話していた相手がむせて。ちょうど見ていたところだったから、目じりが紅くなっているのに気付いてしまって、笑いが込み上げる。
流石にあからさまに笑うのは悪いだろうと堪えようとしても、肩は震えてしまって、つい顔を背けて]
案外、純情?
賭け事もやるし、女も抱くっていってたのに
[笑いをこらえようとつっかえながら尋ねる声は、馬鹿にするように聞こえてしまったかもしれない。
まったくそんなことはなく、ただ笑いが完全に堪えられないと言うだけなのだけれど]
そうねえ、先生くらいの年齢の人はあまり世話になってないけど、もう少し上の年齢になると、赤襦袢なんかも人気かしら
あとはベビードールとか
[求められていないにもかかわらずつい教えてしまったのは、どんな反応が返ってくるか楽しみになってしまったから。少しだけ悪いかもしれないと思いながらも、笑いの気配を残したまま言葉を紡いで]
(326) 2014/10/04(Sat) 15時頃