■化け猫であり、吸血鬼である
その正体は世界でも最高位と言われている怪異、吸血鬼の一人。
正式な年齢は不詳だが、少なくとも数百年は生きているようだ。誕生日は猫の日だからと自分で決めたらしい。本当の生年月日は不明である。
大昔、小さい子供の死体が野晒しになっていても不自然ではない時代。その汚れた子供の死体を化け猫が跨った時に、吸血鬼である九生屋が生まれた。
人間の頃の記憶はなく、そのまま化け猫を親として長い時をまずは化け猫として過ごした。
太陽の光を一番に克服した理由は、日向ぼっこがしたかったから。
何度も何度も何年も、灼け爛れながら手に入れた耐性だ。
猫への変化も霞から蝙蝠へと変化する術の応用である。
化け猫時代は親に倣って人を"喰い殺して"きたが、生肉は性に合わなかったので基本は生き血だけを貰って過ごした。その実績もあり、今でも人一人くらいなら丸ごと喰らえるポテンシャルはある。面倒だからやらないが。
・九生屋の名前は親である化け猫がよく「くしゃみ」をしたところから自分で名付けた。
・蝙蝠への変化もできるし、蝙蝠の生成、使役もできる。
・猫時代の経験が現在の歌に活かされている。
(319) taru 2019/05/13(Mon) 01時頃