[然し蝙蝠の声を聞けばこの不機嫌そうな顔だ。この娘もきっと吸血鬼を疎ましく思っているのだろうと…シッ!と蝙蝠たちに散る様に念じた。] そっか。 (ズルイなぁ…)[怪訝そうな目を向けられ、また軽率な質問だったかな思いながら] ボク、今日偶然何かが退治される所を見ちゃって… 居るだけ追いかけまわされるなんて可哀想だなって… キミは安全なんだね、良かった。(ズルイなぁ…)[本音を隠しながら、心を痛めた切ない顔をする(モデル業の賜物)実際、ハンターでなければ多少交渉の余地はあるのだろうか。]
(314) 2019/05/04(Sat) 00時半頃