人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 会計士 ディーン

 しかし、起こすのは忍びないな。

[不眠を訴えていた彼の眠りを妨げるのは本意でなく。
ふっと誘われるように、月明かりでなく陽光に白く浮かぶ肌、右肩口に唇を寄せ、そこにいつもならつけぬ所有印――まるで紅い薔薇の花弁、を刻んで身を起こし、床に転がったままだったモノクルを拾い上げた。]

― 朝/ランドリールームの方面へ ―

[ラルフの枕元に、彼にとっては見慣れた流麗な筆記体で書かれたメモ――身体の調子を気遣う言葉と、先に起きる旨を告げたもの、を置いて、タオルケットをかけ直してやってから、ディーンの脚はランドリールームへ向かった。
それはひとえに、シーツとタオルケットを先に洗濯するためであったのだが。その後、シャワーを浴びようと思っているので、案外に大荷物ではある。
さて、そのときに誰かとすれ違うことはあるやなしや。]

(314) 2010/09/07(Tue) 10時半頃

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