[クローン達とやり取りをしていれば、いつの間にかそこにいたリーネが近寄ってきた。一瞬、どくんと動悸がしたけれど、もうあの時の様な嘔気がこみ上げてくるような事は無かった。]知らない間に、貴方達にひどい事をしていたから。怖くなったのよ、それだけ。[自分よりも、ほんの少しだけ背の低い彼女。同じ色を持つ瞳を覗きこんで、同じように呟くようなか細さで言葉を返すと、血で汚れた手を洗う為にその場を離れようと。]
(313) 2011/09/29(Thu) 23時頃