[>>291 その口から聞こえた名前、返すのは無音、引きつるように口を開いただけ。それが苦しげな様子だとわかるのは、リカルダだけだろう]――……やめ て、 [伸びたのは爪の無い右の腕、血塗れていることには変わらない、悲鳴を止めたくてその喉首に手を伸ばす。もうキャロラインはその叫びを発してはいないのに]
(312) 2014/02/11(Tue) 13時半頃