[呼び出しボタンから静かに店員を呼ぶ。座敷を覗いた店員は一瞬渋い顔をしたが、ひらひらと手を振って全員分の新しいおしぼりと水を届けてもらった。それを眠っている全員の前に置いて] なーんか、幸せそうな顔して寝てやがんな。 もしや皆同じ夢、見てたりしてな。[水を一口飲んで、頬杖をついて皆の寝顔を見渡す。ひとりでのんびりしている内に、再び眠気がやってくる。とろとろと、意識は再び夢の世界へと向かう――― ]
(309) 2012/09/25(Tue) 20時頃