[やや、あって。少し俯いてこう答えた。「……媚や、…――艶で囲われようとするならそれはもう、己は己の矜持を捨てることに他ならない。」芸で 認められ 芸を究めようと願う己から、外れるのだと云う。それは狭き道だろうが。「万一、そう、なったなら。きっと相手は気に食わぬ花主になる。……気に食わぬ相手に最初をくれてやるくらいなら――」逸らしていた紫苑の双眸を苔色に合わせる。続きは曖昧に、唇を引結び、「――…もしもの、話だ」云ってから、踵を返し酌へと向かう。後に残る、鈴の音。]
(304) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
sol・la
ななころび
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