─ GW直前、雪の朝・登校時 ─
>>289 >>290>>299 >>300
……そうか。まっすぐ行けそうか?
[防寒具をたっぷり着込んだ宇津木に訊いた。
どうしてそんなことを訊くかって?
まっすぐたどり着けたことがないんだろうね。]
ダメっていっても……二人乗りくらい。
バレてもちょっと怒られるくらいなんじゃないか。
[宇津木の声音で、なんとなく彼に任せたら、金城先輩ごとそのまま自転車の後ろに乗って学校まで、なんて展開があり得る気がして後押しをした。
(日頃から必要とあらば闇に乗じて槍だの尖ったナックルだの匕首だのを持ち出している男は流石いう事がざっくばらんとしていた。)
その後『六合を後ろに乗せろ』なんて言ってきたので、攻芸はぽかんとしたまま首を振ることにした。
なにせ『遅刻する』と言われているのだから、そのまま一向は歩みは止めないまま……]
(301) 2019/04/28(Sun) 23時頃