人狼議事

162 絶望と後悔と懺悔と


【人】 落胤 明之進

―回想・零瑠について―

[帝都は雪が少ない方だから、吹雪の絵に震え上がった。>>260
 けれど、この一面の雪も、春になったらすっかり解けて
 水になって花が咲くのだという。

 零瑠が見せてくれた細い棒に、これは何かと尋ねたら
 これが春に咲く桜だと教えてくれた。
 母と暮らしていた頃、出かけた時に遠目にした
 薄紅色のもくもくしたものとは違う気がしたが、
 彼が言うなら、そうなのだろう。
 大事にしていると聞いて、近しい気持ちが湧いた。]

 ……大丈夫。

[ほっと息をついたら、髪をくしゃくしゃと撫でられた。
 それから、擽られたら珍しく悲鳴を上げてのたうった。
 子供特有のしなやかな体は妙な方向に反ったり捩ったり、
 顔も、笑みがひきつれて妙な事になっていた。*]

(298) 2014/02/09(Sun) 03時半頃

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