人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 花売り メアリー

―中庭を去る前―

[ばちん、と枝が断ち切られる音>>206が耳に残る。]

 あ、……す、すみません。

[やってしまったとばかりに、マークは悠人>>207に弱々しい謝罪を述べた。
 悠人が拾い上げた一輪の薔薇は特に傷んでいるようではなく、それには少し安堵した。けれど驚いたのは、その薔薇の行先が花瓶ではなく、マークの元だったことだ。]

 え? あ、はい。
 ありがとう、ございます……

[しかも棘の取られたその薔薇は手渡しではなく、マークの頭へと添えられた。悠人が慎重に薔薇を扱い、髪に挿しているのがマークにはわかった。
 恐縮するような、恥ずかしいような、嬉しいような、そんなマーク自身にもよく判らないむず痒さが、軽く眉を下げるという形で出た。]

(294) 2018/05/16(Wed) 18時頃

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