人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 掃除夫 ラルフ

夢 …じゃない方がい、い。

[低く心地の良い響きはディーンの声。
 答える自身の声だけが遠くなり、背骨から蕩けて、何処かにおちてしまいそうな心地。何時もは蒼白いラルフの肌は薄く色付いて、うっすらと汗が滲む。
 優しく残酷な指に溺れ、追い詰められて行く姿を見られているのだと思うと、逃げたい。けれども、長い前髪に隠れかけた蜜の眼差しは、すぐに紫水晶にとらえられ、]

──……ッ
ディ ん

[瞳を見開いたまま、ラルフが強請ったようなキス。
 一度出してしまえと言う端的な言葉に、夢みるように蕩けていた瞳は、零れそうなほど大きく見開かれる。]

(292) 2010/09/07(Tue) 03時頃

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