俺が綺麗に見えるの、いっちゃん? それは眼鏡をかけた方がいいけど…[ 幾度目かの中庭(>>282)。 向けられるのは単純な、純粋な羨望であろう。 何か二人でもできる作業として雑草を抜きながら──それはきっと他愛ない会話の中に──静かに落とされた。 ここに居る人々はそのほとんどが美しい。 見目もそうだが、その心が。 誰も疑わない。 俺が何のために花を咲かせるか。 好きだからだろうと、きっと思っている。 ] それは、いっちゃんが綺麗って証明(コト)だね。
(289) 2018/05/16(Wed) 16時頃