[少しの沈黙、呟く記録者の心の吐露私は其れをも、宝石箱にしまい込む]嗚呼、避けるのは不味いわ、ええ不味い。あの人達だって、記録をとっているのだもの逆に不自然に思われたのかもね。[諦念、その色を宿した瞳を鳶色に見れば、勿忘草はゆらり、と瞳を揺らめかせる]諦めるのは、慣れていたのよ私もこの病を得た時から全て諦めて、後悔しないように生きてきた――でもねメルヤ[またな、というキルロイの声が脳裏に響く>>267また、あいたいの彼に会いたいの]
(278) 2015/06/09(Tue) 01時頃