それとも・・・そう、そうね。可愛がってくれそうな子の所へやっぱり飛んでいくのね。・・・ああいった子は頭がいいとお父様は以前に仰っていたけれど、ふふ。その通りだわ。[フィリップに遅れて、その後を追うようにして歩いて。追いついたら目を細めて、ベルベットが嫌がらなければ少しだけ頭を撫でた。]そちらは・・・アイリスさん。[紹介の言葉を耳聡く聞きとめて、頭の片隅に記憶した。恐らくは、小奇麗にしていても自分と住む場所が全く違う類の女性だろうと思うけれど、だからこそそのまま、柔らかな微笑のままで軽く社交的に一礼する]
(274) 2013/02/16(Sat) 14時半頃