嗚呼 これは参ったね……[動かされるナイフに最早半分意地でも声にも顔にも痛みを出さずに腸が飛び出るくらい痛いし、多分もう半分くらい出てるんじゃないかとか冗談も頭の中に過る確認するの怖いからそちらの方は絶対に見ないようにしているのだが] 残念…だ。いや、残念じゃないのかもしれないな… くくっ、その耳…凄く似合ってるじゃないか。いや、似合っていないのかもしれないが[まるで馬乗りになる形になっても。そのナイフが深く腹に突き立てられようとも狂ったように張り付いた笑顔は今更苦痛に歪む事も無く、笑って、嗤って、嘲笑って兎の彼を見る]
(271) 2015/06/24(Wed) 00時半頃