[しかし、ジャンクフードは毎日食べるものでもなく。
手間をかけ自分好みに仕上げたものと比べるようなものでもない。
隣に座る「彼女」に再び触れる。
そのまま顔を近づけ、まるで口づけするほど距離を縮めた後、そっと離れる。
悪戯めいた顔で微笑むと「これくらいは許してくださいませ」とジェレミに謝罪した。]
いつかわたくしも人間を飼うことになりましたら、真っ先にジェレミ様に相談しますわね。
飾る楽しみがある方が面倒も楽しみに変えられるのでしょうか。
[服やお菓子のように、好みの人間を気軽に注文できたら良いのにといつも思う。]
それではわたくし、早速追加のお菓子の注文をしてきますわね。
残りのクッキーはどうぞ召し上がってくださいませ。
[ソファから立ち上がり、にこりと微笑んで残っていたクッキーをジェレミに渡すと、部屋へと戻る。**]
(271) 2018/11/04(Sun) 15時頃