[献血の話が出て、思い出したように両手をぽんと合わせる。]
そうですわ。献血というものは、わたくしたちへ血をささげるものではなかったのですの。
パンソコで調べたら、血の足りないものへ血を、という説明だったのですけれど。
でも、包装にどのような者の血なのか書いてあるものがあれば良いですわね。
[撮影班たちから聞いた、献血の本来の意味を残念そうに説明した。
それでもジェレミの提案は素晴らしいものだと頷き、それから先程の話>>261を噛みしめるように思い出して笑う。]
……ふふ。
でも確かに、気に入らないものを口にするくらいなら、と思うこともありますけれど。
けれど、高級なものばかり食べていると、たまにはジャンクフードというものを食べたくなるというではありませんか。
体に悪いものを摂取するという背徳感を味わうというものらしいですわよ。
[それもパソコンで調べた人間の習性のようなものだと、楽しそうに告げる。]
(270) 2018/11/04(Sun) 15時頃