― 雑貨屋 ― ――こんにちわ。[訪れた頃合いには、既にハナは出かけているだろうか。いたなら、話しかけたり頭を撫でたりもして。] 小麦粉と、お砂糖、と――…[常通りの注文すれば、常通り、他愛のない話をして。――とはいえ、もっぱら相づちをうつばかりだけれど。ナタリアのことへ話が及べば、] ん、祖母は少し、気が弱っているのかもしれません。 お昼間、よくうたた寝しているのは、夜遅いのに、 私の帰りを待っていてくれるから、なのかも。[昔の祖母の話を聞けば驚く事も多いけれど、やはり体力は落ちているのだと想う。]
(266) 2012/06/12(Tue) 23時半頃