[ 昼寝をしに来た境屋は 思考する私に無遠慮な詞を投げかけて。 ぴくりと眉を上げて聞くのは お姫様と、”マリア” の正体について あゝ、それは当たらずも遠からず >>252 贋作、贋作、二人目のお姫様。 迎えに来ることよりも、もしそうだとしたら ”生命が永らえることが 嫌だ” なんて 境屋なんかに判るまい、なんて 彼の境遇も出自も何もしらない私は、 ただただ無責任に、そう思うのだ。 ]
(266) 2018/10/06(Sat) 17時半頃