―スーパーマーケット近く―[血の痕ばかりの地面を気にしつつ、ゆっくり歩みを進める。夜明けよりかなりの時間が経って、殆どが既に悪魔に喰らわれたのか新たなマガタマの気配は見つからない。] ……腹、減った。[辺り中、血の臭いに包まれているというのに腹は減る。駐車場の縁石に座り込んで、一時の休憩とばかりに菓子パンを齧り出す。このすぐ近くで先程別れたばかりの小鈴と共に他の生存者達が話し合いをしているのには、まだ気付かない。]
(261) 2016/06/17(Fri) 20時半頃