[ため息をつきながらちょっと休憩、と思って周りに目を向けると、見覚えのない人がまた一人増えていた。>>205
無表情のイケメン……もしやあれが氷の貴公子だろうか。
確かに女子たちが浮足立ってしまうようなクールな表情でこちらを見てくる。
……そう、クール……ではあるのだが。]
なんか胸見てない?あいつ。
[先ほどで言うガン見派のような気がしてならない。
その氷の下に何を思うのかさっぱり読み取れないけれど。
いや、別に慣れてるからいいんだけどね。
コリーン>>223と他にも応援の声があれば手を振って、
ユンカー>>236と目があったならつーんとそっぽを向いたことだろう。
この女怒ってるわけではない、眼が合わせられないだけである。]
気にしちゃダメ気にしちゃダメ……!
――せいやっ
[と投げた6、7投目は真ん中の両端を開けた。うん、なかなかいい感じ!と油断して8投目は大暴投。9投目でやっと目標の真ん中を当てることができた。結果5枚抜きで終了した。
続くグレッグはというと――豪速球で飛んだ10個の玉は6枚の板を抜く。]
(258) 2020/05/22(Fri) 21時半頃