─昔の話─[遡ること二百年ほど前の話。それまで共に生きてきた妻子を捨てて、ふらり手あたり次第に血を求めてさ迷う生活も板についてきたある日。森の中で、ティモ爺に会ったのだ。今よりもほんの少し若かったけど、あの時から既に同じ話を何度もしていた。面白いものを見せてやろうと言われて、招待されるがままに入った館の地下で、彼女は眠っていた。人間の頃に母から聞かされたおとぎ話のように、彼女は深い眠りに就いていた。その瞼が開くとどんな色をしているのか。どんな声でどんな話を話すのか。知りたくて知りたくて、彼女が目を覚ますのを日がな一日眺めていた。だが、待てど暮らせど彼女は一向に目を覚まさない。だから、僕は閃いたのだ。おとぎ話によると、姫は王子のキスで目が覚めるのだと。]
(258) 2016/12/02(Fri) 18時半頃
sol・la
ななころび
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