人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ランドリーへ消えていく後ろ姿に感じたものは、きっと見間違いだったのだろうと思った。

 薔薇の毒に侵されて変質した感性が、何かを感じ取っていたとは気づかずに。
 再度のノックに返答はなく、開けるぞ。と短く告げてそっとドアを開く。

 陽射し挿し込むベッドに、キラキラと艷めく銀髪が見えた。
 自分の色褪せたものとは違う色。

 寝顔に安堵を覚えたけれど、それと同時に罪悪感も胸にこみ上げてきていて、中へは入れず…そっとドアを閉めた。

 眠り姫が錘に刺されたように、長い眠りに落ちていたなんて…まだ今は気づかない。]

(256) 2011/08/04(Thu) 00時頃

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