人狼議事

301 十一月うさぎのないしょ話


【人】 啓明結社 カコ

― 三人卓 ―

[しなやかな木のように、いつだって自分の足で立つ印象の宅本>>250が振り回されているのが新鮮で目を瞬かせた。
 視界には彼と、その理由である彼女の姿。大きく動く心のままならなさに頬が緩む。
 そんなところに不意打ちが来たものだから、盾の守りの間に合わないままに狼狽を晒してしまう。]

 そんなに分かりやすかった……?
 秘密にできてるつもりだったんだけどなぁ。

[何の境界もない隣の席、気づいていたのはどうやら自分だけではないらしい。
 前髪の淵へ指を通しながら、照れを逃すように笑みを零す。]

 それを言うなら私だって、かな。
 お似合いね。

[視線は彼の隣にいるエリカとその瑠璃色へ。
 決められた道をひとつ選んで歩くのは得意だが、今日は彼を見習って指し示す先を不明瞭にしてみよう。
 違うことがあってもいい。それを教えてくれたのは、目の前の友人なのだから。
 前髪を流した人差し指を立て、微笑みながら自身の鼻の頭を二度叩いた。*]

(256) Pumpkin 2019/12/05(Thu) 18時半頃

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