本当?じゃあ、何かあればメールするね。うん。返信は別に忙しかったら、構わないから。
あ、でも。あなたからはメールしてくれないの?
[小さく不満げに呟いて、首を傾げる。
紙にさらさらと書かれる数字。また課題が全く進んでいないことを思い出した]
え?あ、番号??ありがとう。電話は……どう言う時にかけたらいいのか分からないけど。でも、うん。登録させてもらうね。
[渡された紙を前にしばらく瞬いて、手に受け取れば、丁寧に畳んでポケットにしまう]
…そこまでも何も。決して言い過ぎだってことはないんだから。
本当に、気を付けてね?3割増しで考えても、まだ不十分かもしれないわ。
[了承してくれても、なお不安で、浮かない顔で何度も何度も念を押した]
え、ええ?寝たらだめだよ?私も今日はちょっと寝不足だけど。
あなたが退屈にならないように、頑張って教えるから。
[数学の課題に目を通し始める。自分の頭の中ではすぐに答えが出る易しい問題。
さて、これをどう教えたものか。口元に指をあてて考え込む]
(247) 2011/04/06(Wed) 21時頃