―GW直前の夜・校庭―うんうん。まあ確かに、あなたが悪い怪異とは思えないわね。>>236[首を大げさに傾ける様をみて、まるで鳥ちゃんみたいだな、クロエは思った。質問をしながらスズの言葉が真実で、無害で善良な怪異だということは素直に受け入れられた。ただし印象は印象。小さく整った字で、ほとんど一字一句のまま、素早くメモに書き付ける]あなたもコウモリのこと、厄介に思ってるのね。というか、やっぱりあれも怪異案件なのかな。銀の剣は……うん、大丈夫。忘れて。>>239[「やっぱりあれも」と自分で言いながら、自分自身でその言葉を否定したくなる。怪異なんてファンタジー、そう多くあってたまるか。歌の世界じゃあるまいし]
(247) 2019/04/28(Sun) 17時半頃