―花屋『Ramo』→商店街―
[はてさてそれからどれほど言葉を交えたか>>237
どんな反応を頂戴したとしても、友人へ約束をしつつ男はその場を後にしただろう。
ブーツで軽やかなリズムを刻みつつ向かう先はただ一つ。]
――まあ、そろそろ帰って来ているだろうしね。さて、僕の心を躍らせる物語だと良いけれど。
[そこそこ馴染みのある本屋へと向かっていた。
それにしてもと男は唸る。
花屋前にて自身の行った仕草について考えに耽っていた>>237]
“内緒”にする内容でもないけど、まあ、面白みがあった方が…ワクワクしそうだね!
[公園で出会ってから花屋まで過ごした時間。彼女とのひとときを内緒だと態々3人を前にして口遊んだ仕様も無い理由。
彼らに意図が伝わったかどうかはともかく、男は上機嫌に鼻唄を奏で出して、道すがら乾いた音>>246が鼓膜を叩いたような、錯覚。]
(247) 2014/10/02(Thu) 02時半頃